「幸せ」は、ひとりでなく周りの人と体感するのがいい。

私が幸せだなと思う瞬間は、マラソン大会で一斉にスタートした時です。スタートが切られると同時に、周りからの熱気と高揚が一気にこちらにも伝わってきて、参加ランナーや応援している人たちとの一体感をともに味わうことができます。そして、走り始めて、目の前に広がる青空。何の変哲もない日常のひとコマだけれど、ここに今、こうして健康に走っていられることは、なんと有り難いことかと、柄にもなく、何やら感謝したいような気持ちが、己の内からふつふつと湧き上がってくるのです。

走っている途中、苦しくなって「もう駄目だ」と、いつもギブアップしそうになるけれど、給水所のボランティア・スタッフや、沿道で応援してくれている街の人たちから、「がんばって~」と声をかけてもらうと、「よし、もうちょっと、がんばってみよう」という気持ちに不思議となれるものです。見ず知らずの自分を応援し、励ましてくれる人々の温かさ、「なんだ、日本もまだまだ捨てたものじゃないじゃないか」と感じます。応援からもらえるパワーはすごいです。有り難さをランナーとして実感しているので、自分がボランティア・スタッフとして参加している時は、声かけをよくするようにしています。ランナーから「ありがとう!」という言葉をもらうと、「いやいや、こちらこそありがとうだよ」と、うれしくなります。

そして、ヘろへろになりながらも、ようやくゴールできた時、「やったぞ、こんな自分でもできるじゃないか」と、達成感を味わうこともできます。「感動というのは、抑圧からの解放である」という一説を、本で目にしたことがあります。マラソンという長距離を走るスポーツは、苦しいけれど、その分、最後まで走り抜いて、ゴールできた時の喜びはひとしおです。苦しさを体験してこそ、喜びが感じられる、「幸せ」って、そういうものじゃないかなあ。婚活サイトのおすすめは?